十三参りとは?
「十三参り」と云われる京都のお参りをご存じでしょうか?
なかなか耳にすることの無いこの儀式は、京都・法輪寺で行われる13歳の男女の行事です。
このお寺の行事で有名な「十三まいり」は、古来より数え十三歳に成長した男女が、成人儀礼として参拝します。十三歳の厄難を払い、智恵を授けて頂けるように虚空蔵菩薩に祈願します。
その際、お祓いを受けた男女は、法輪寺から帰る際、渡月橋を渡りきるまで、いかなることが有っても、後ろを振り返ってはならないのです。(後ろを振り返ると、智恵がなくなる為)

十三参りに関わるテレビドラマ
この行事に関わるテレビドラマは、1991年に放映された京都迷宮案内(第二話)「嵐山十三参りの謎・顔のない京人形の怪」に詳しく述べられています。
非常に、面白い話なので再放送が有りましたら、是非ご覧ください。
法観寺とは?
法観寺は、京都・嵐山の渡月橋を渡ったその上の山に建てられています。京福電車・嵐山駅から、渡月橋を越えて徒歩約10分程、小高い山を登ると、法輪寺の本堂に到着します。やや山道がきついですが法輪寺からの展望は渡月橋は素晴らしく、橋を渡る人の姿が良く分かります。
法輪寺へのアクセス
おすすめのルートが3つありますので、ご自分のスタイルに合わせて選んで下さい。
①京都駅から地下鉄四条駅まで向かい、阪急に乗り換えて桂駅で再度乗り換え嵐山駅に向かいます。その後徒歩約10分で法観寺に到着します。
②乗り換え無のルートでは京都駅から山陰線・嵯峨嵐山駅(約17分)へ向かいます。その後、嵯峨嵐山駅から徒歩16分です。
③嵐山の風情を楽しみながら行くので有れば、京福電車・嵐山駅を利用するのがベストです。嵐山駅の外には駅外レストランがあり、ビールを頂くことができます。まず、京都駅から地下鉄で四条駅に向かいます。その後、阪急電車に乗り換えて阪急四条駅で下車。更に京福電車・四条駅から嵐山駅に向かうルートです。

コメント