京都で紅葉が一番たくさんあり、なお且つ広い場所と言えば、1番は永観堂ですね。(2番目は、東福寺ですがいつも非常に混んでいます。)京都で紅葉を鑑賞しようとすれば、とにかく紅葉エリアがとても広く(4万5000坪)、たくさんの紅葉(約300本)が植えられているこのお寺は外せませんね。
広い庭園ですので下記の境内図を参考に見学コースを確認します。紅葉見学の代表的なコースは、中門⇒夢庵⇒放生池の歩道⇒極楽橋⇒茶店です。その他では、放の中ほどから山側に進み、階段を上って多宝塔から池の様子を見学するコースも素晴らしいです。

・永観堂・境内案内図(ここをクリック)
永観堂の圧倒的な絵画のような写真を撮りました。その紅葉の赤色は『燃えるようなモミジ』です。また、黄色は『絵具のような黄色』です。
是非、その絶景をご鑑賞下さい。
永観堂の見どころ(紅葉)
永観堂入口付近からの紅葉の眺め
入口を入ると建物の屋根に届くくらい紅葉のがお出迎えをしてくれます。まず、ここで、この先どんなモミジが現れるかワクワクしますね。ここから、池の近くへ紅葉の色具合を確認します。

次に、庭園全体が一望できる夢庵の見下ろし台から池全体のモミジを確認します。そうすると、どこが一番きれいなモミジか一目で分かります。ここも人混みがすごいので注意しましょう。
・夢庵からの眺め(ここをクリック)
池周辺の歩道から紅葉を見る
池全体の様子が分かれば、池の左側を進み、周辺のモミジを眺めていきます。この辺りは、砂利道の歩道から紅葉を見渡すコースです。特に午後の晴れた日は、紅葉からの影と黄色と赤の葉のコントラストが素晴らしいです。

池にかかる橋の周辺に紅葉が集中して絶景になる

いよいよ歩道の右側に、一番のおすすめスポットが現れてきます。入口付近からは徒歩5~10分ぐらいで到着します。
■橋の上からの眺め(一番のおすすめスポット)
橋の上から池周辺を撮影した写真です。永観堂では一番の紅葉スポットです。この辺りは、実際の紅葉と池に映る紅葉が写真のように見えるビュースポットなのでとても混んでいます。皆さんカメラ片手に動かなくなるので、池の端の手前で撮影準備をして待ち構えましょう。

橋を渡る直前の場所に着くと、まるでどこかの『絵ハガキ』で見たようなシーンが目の前に現れます。人混みが凄いので押されて池に落ちないように要注意です。
圧巻の出口付近

この付近では、黄色モミジが特に多く、赤とは別の風景を楽しむことができます。また、地面に黄色のモミジが重なった部分では、黄色の絨毯(じゅうたん)のようにみえるため、特にカメラを構える方が多いです。
永観堂の見どころ(見返り阿弥陀)
『見返り阿弥陀』と言えば、永観堂の阿弥陀如来像(重要文化財)が有名です。第十七世の永観(ようかん)が念仏修行中に現われ、阿弥陀如来様が永観に『永観、遅し』と叱ったとの言い伝えが残っています。
その振り返った御姿の如来像は、今、阿弥陀堂で見ることができます。
・見返り阿弥陀像(ここをクリック)
永観堂の拝観時間と料金
拝観案内(概要)
拝観時間 | 拝観料金 | |
2022年11月5日~12月4日(昼間) | AM9:00~PM4:00 | 大人1,000円 |
2022年11月5日~12月4日(夜ライトアップ) | PM5:30~PM8:30 | 大人600円 |
拝観案内(詳細)
・永観堂の拝観時間と料金の案内(ここをクリック)
秋の紅葉の間は、夜間ライトアップもあるので、時間に気を付けてお出かけください。
永観堂へのアクセス
永観堂は京都市の中心部に位置し、京都駅からバス約35分(バス停「南禅寺・永観堂」)後、バス停からその後徒歩5分です。地下鉄では、京都駅⇒烏丸御池駅乗り換え⇒蹴上駅(約15分)、徒歩約15分です。秋の紅葉時は周辺道路が込みますので、時間が読みやすい地下鉄での移動がベターです。
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