NHK大河ドラマ『真田丸』は非常に心に残る物語でしたね。あのオープニングの音楽(ここをクリック)を聴く毎に、今でもドラマの一場面を思い出しますね。今回は、信州/上州の真田の居城巡りを纏めています。
真田丸のおすすめ(上州編)
上州・岩櫃城の真田氏
ドラマのオープニングの時に、最初に現れる断崖絶壁に城が岩櫃城です。その城は、群馬県中之条市の近くに有ります。下記の地図では東京方面から中之条町に向かいさらに吾妻川に沿って進むと道路右側にその断崖絶壁が現われます。
岩櫃城の様子

ここから下記の登山コースを歩くと、頂上の本丸跡に到着します。特別な登山靴は必要なく普通の運動靴で問題有りませんので、あまり心配しなしで下さい。

頂上近くでは、「岩櫃城跡」の説明板もあり当時の様子を詳しく垣間見ることができます。

頂上からは、中之条町全体を一望することができ、戦国時代の真田氏親子が見た風景を享受できますね。この城は、上州から信州へ抜ける重要な街道でありその領有権を確保するためこの場所がいかに大切な監視場所であったかが理解できます。また、この断崖絶壁を頂上と下の平地から眺めると、この城がいかに堅固で難航不落で有ったかが理解できます。

ドラマの中では、武田勝頼公を織田勢から守る提案を真田正幸が進言したシーンが有りましたが、その意味がやっとこの地に来て理解できました。

頂上付近はやや平らな土地がありますが、ここで暮らす昔の武将の苦労が計り知れる処です。水や食料の配送はいかに大変か想像できますね。
岩櫃城へのアクセス
①東京駅からは北陸新幹線、JR吾妻線を乗り継いで約3時間で到着します。(詳細は下記地図参照)
②車で行く場合、東京駅から首都高速、関越自動車道を使用して渋川伊香保ICで高速を降り、一般道を進むと約2時間40分で目的地に到着します。
真田丸の見どころ(信州編1)
信州上田城の真田氏
ドラマでは、真田氏の居城で一番堅固な上田城を訪問しました。この城はドラマでも紹介されていましたが当時の徳川家康に城普請を依頼し作った城の為、素晴らしい城壁を備えた堅固な城となりました。

この正門の石垣には、「真田石」と呼ばれる有名な巨石が埋め込まれており、その説明板が設置されています。

この上田城を根城に真田氏の快進撃が始まったと思うと感慨深いものがあります。是非お近くにお寄りの際は見学してみて下さい。
上田城へのアクセス
①東京駅から向かう場合は、北陸新幹線で上田駅下車(約1時間47分)、徒歩11分です。
②車で向かう場合は、首都高速、関越自動車道、上信越自動車道を使用し上田IC下車して、上田城まで約3時間です。
真田丸の見どころ(信州編2)
信州松代城(旧海津城)の真田氏
真田信之の居城『松代城』(旧海津城)は、長野県松代市にあります。海津城時代には、かの武田信玄が、上杉謙信との戦いの為に作った海津城がその発端でした。時代は流れて徳川家康が天下を納めると、真田信之(幸村の兄)は、松代の地を徳川から与えられ松代城を新たに作りました。



今は、城門と邸宅の一部しか復元されていませんが、当寺の城の大きさを想像できる素晴らしい史跡です。
なお信之公は93歳という長寿を全うされ、また松代藩は明治維新を迎えるまで存続できました。

ご覧いただきありがとうございます。
松代城へのアクセス
松代城跡に向かうには、東京から関越自動車道、上信越自動車道を使用して約3時間で到着します。このルートが電車を乗り継ぐよりは便利です。なお、北陸新幹線を使って長野まで向かいそこから松代城跡に向かう方法もあります。この方法では、長野駅から電車を乗り継いで約4時間で現地へ到着します。
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